スズカケノキの新芽と葉柄
 新宿御苑の名木のひとつプラタナス。我々はアメリカスズカケノキと呼んでいます。御苑内の随所で巨木をみることができます。いまの季節、樹上にたくさんのスズがぶらさがっているのがよくみえます。
 アメリカスズカケノキの枯れ葉は、最後までその葉柄で新芽を大切に保護しているのをご存じでしたか。
 葉柄の付け根には、新芽をすっぽりと包み込むための部屋があります。そのなかで新芽が十分に育つのをまって、枯れ葉はどこかへ飛んでいってしまいます。

アメリカスズカケノキの新芽
アメリカスズカケノキの新芽
アメリカスズカケノキの葉柄
アメリカスズカケノキの葉柄


ヒマラヤスギの松ぼっくり
 新宿御苑の名木のひとつヒマラヤスギ。御苑内の随所で巨木をみることができます。我々はヒマラヤシーダと呼んでいます。御苑内には、ヒマラヤシーダの仲間のレバノンシーダ(レバノンスギ)、アトラスシーダ、銀葉シーダの巨木もあります。
 スギの松ぼっくり、なんてへんですね。実は、ヒマラヤスギはマツ科に属しており、スギではなくマツの仲間です。ですから、松ぼっくりでよいのです。
 ヒマラヤスギの松ぼっくりは、全長15センチぐらいの大きなものです。ところが松ぼっくりが完全に熟すと、樹上でばらばらになって果鱗(かりん、松ぼっくりのうろこ状の部分)が種子といっしょに飛び散ってしまいます。ヒマラヤスギの根元には、たくさんの果鱗や種子が散らばっているのをみることができます。
 よくみると、そのなかに美しい茶色いバラの花がたくさん咲いています。松ぼっくりのてっぺんの果鱗はまとまって落ちてくるので、それがちょうどバラの花が咲いたような形をしているのです。花の中心は水あめのような、透明の樹脂が分泌しています。
 クリスマス・リースの中心にこれを設えると、リースがぐっと引き立つようになります。金や銀のスプレーで着色してから使っている人もいるようです。

ヒマラヤスギの葉
ヒマラヤスギの葉
ヒマラヤスギの雄花
ヒマラヤスギの雄花
 
ヒマラヤスギの種子
ヒマラヤスギの種子
ヒマラヤスギの果鱗と種子
ヒマラヤスギの果鱗と種子
 
ヒマラヤスギの根元に散らばる果鱗
ヒマラヤスギの根元に散らばる果鱗
ヒマラヤスギのバラの花
ヒマラヤスギのバラの花


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更新年月日2002年1月12日

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